こどもが痛みを訴えている時に絶対してはいけないこと

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以前、こういった患者さんが来院されました。

小学校6年生、男の子。

朝起きたら、ひざが痛くなる。

前日までに転んでぶつけたり捻ったりはしていない。

既往歴なし(いままで痛めたことなし)。

患部に腫れなし、皮下出血なし。

ひざ関節の屈伸痛なし。

歩く時に痛みが強く出て、ひきずるように歩く。

この状態で病院に行ってもレントゲンには異状もないでしょうし、原因もイマイチはっきりしませんので「シップでも貼って安静にしておいてください…」で終わっちゃうでしょうね。

 

「本当に痛いの??」

あなたが「痛いっ!!」て感じたときに、となりの人に「そんなに痛がってるけど、本当にそんなに痛いの??」と、いぶかしげな顔をされながら聞かれたら、どう感じますか??

転んだり捻ったりしていないということですから骨や靭帯に異常がないことはわかりますが、念のため各種徒手検査を行い緊急の処置が必要な状態ではないことを確認します。

まず落ち着いてください。

慌ててもなんの意味もありませんし、こどもにその動揺が伝染するだけです。

お話ができる年齢のお子さんなら、落ち着いて『なんで痛くなったか』をよく聞いてあげてください。

まだ話ができないお子さんなら痛みを訴えている部位をよく観察しててください。

『血は出ていないか』『腫れてないか』を見てください。

骨が折れているようすもないし出血も腫れもない…という場合は一安心です。

しばらくたってまだ痛みを訴えるようなら受診してください。

そうでなければ受診する必要はないでしょう。

くりかえしますが慌てて大騒ぎするのだけはやめましょう。

親が動揺している姿を子どもにみせるのが一番の『毒』です。

想像してみてください…自分が風邪をひいて病院にかかったとします。

自分の症状を伝えている間に先生の表情がみるみる青ざめていったとしたら…。

めっちゃこわないですか??

ということで慌てず騒がず淡々と、自分ができることをしてあげてください。

『ママはホームドクター!』なんてことを言いますが、まさにその通り。

白衣を着たお医者さんになったつもりで接してあげましょう。

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